無料で使える勤怠管理ツールについて
無料で配布されているフリーウェアやクラウド系システムの無料プランを使えば、追加コストなしで勤怠管理システムを利用できます。しかし、それらのツールやシステムにはさまざまな制約があり、それに伴うリスクも存在します。無料ツールを導入する際は、それらを十分に確認・検討してから判断するのが良いでしょう。
勤怠管理システムの中には、フリーウェアやフリーソフトと呼ばれる形態で無料で提供されているものがあります。
コストを掛けずに導入できるメリットがありますが、機能やカスタマイズの範囲が限られており、自社のルールに必ずしもフィットしていない場合や、端末ごとにインストールを行わなければならないため、導入時やバージョンアップ時の手間や工数がかかる場合が多いので利用の際は注意が必要です。
また、システムの利用方法やトラブルのサポートを直接行っていることはまれですので、利用する場合は社内でサポート担当者を配置する、などの対応が必要になってきます。
ASPの形でサービスを提供するクラウドタイプの勤怠管理システムの中には、利用料金がゼロの無料プランを用意しているところもあります。
実績のある企業が提供している場合が多いので、フリーウェアなどと比べてシステムの信頼度は高く、クラウドサービスの場合は端末へのインストールを必要としないという利点はありますが、通常版のサービスに機能やユーザー数、利用期間などを限定(を加えて?)して提供されるのが一般的です。
「お試し」で利用する場合は良いのですが、無料プランを利用して本格的に運用する場合は、十分に将来性も踏まえて検討すべきでしょう。
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